こんにちは、にこです。
メイドインアビス15巻の考察その3です。15巻の内容について触れていますのでネタバレ防止のため空白を設けています。
「こだま」の初出時期について
メイドインアビスという作品において「こだま」が初めて出てきたのはいつだろうか?
コミックを読む限りにおいては14巻(2025年8月発売)が初出のはずだ(もし見落としあればぜひ教えてください!)。

14巻 ハローアビス71 射手

14巻 ハワユードコカ06 テパステ
14巻時点で「こだま」がなんであるか全く未知であったが、最新15巻では「こだま」が極めて重要なものであることが示唆された。今回はその「こだま」について調べていこうと思う。
先ほど「こだま」の初出は14巻(2025年発売)であると述べたが、実は2017年の時点で「こだま」は登場している。
アニメ1期OPソングである「Deep in abyss」のサビである。
今答えが見つかるなら 全部失くしてもいい
その声を離さないように 木霊(こだま)がまだ響いてる
アニメ楽曲についての小ネタ
Deep in abyssの作詞はhotaru とありますが、Foerver Lost(深き魂の黎明のED)、Endless Embrace(2期ED)のMyth & Roidの作詞担当の方のようです。
メイドインアビスの原作者であるつくしあきひと先生は、2期EDについてこのように言及されたことがあります。
二つの言語を使うことにも意味が見出せる映像に仕上がっていて驚きました。あと「何で誰にも言ってないことまで知ってんの!?」って思いながら視聴してました。たくさん考えてくださったから、どこかで繋がったのかもしれませんね…!ありがとうございます!!
腕アーマーもかっこいいです!!— つくしあきひと (@tukushiA) August 22, 2022
「何で誰にも言ってないことまで知ってんの!?」というのが何のことか明かされてはいないのですが、
・海よりも深い奥底から見守ってる 別れた未来
・Something’s connecting us , much deeper than we know.
この二つの詞のどちらかかなと思っています。
「別れた未来」とは、ヴエコが「分岐点」と表現していたことにつながっている?もしかしてアビスには並行世界的なものがあったり・・・?
Something’s connecting us , much deeper than we know. に関しては、烈日の黄金郷時点で明かされていなかった「魂の信号」の役割が11巻以降で深堀りされてますね。
こんな風に妄想していくことができると思います。
なにがいいたいかというと、アニメ楽曲からも原作を考察することが可能なのではないかということです。
Deep in Abyssの歌詞について
今答えが見つかるなら 全部失くしてもいい
その声を離さないように 木霊(こだま)がまだ響いてる
恥ずかしながら「その声」と「木霊」が何を指しているのか全くわかってないままカラオケで熱唱するなどしていました。
そんなわけで改めて歌詞を読んでみました。
「今答えが見つかるなら全部失くしてもいい」に関してはアビスの底を目指すリコの覚悟、憧れと解釈できると思います。
「その声」はそのリコの覚悟、内から出てくる想い、憧れと言い換えられそうです。
では「木霊」とはなんでしょうか?
わたしの結論としては「木霊=リコの心臓の鼓動」としました。
が、その私のだした結論の前に一般的な木霊についても確認しておきます。
1.木に宿る霊。木の精霊。
2.(1が応えるものと考えられて)音や声が山や谷などの側面ぶつかって跳ね返ってきて聞こえる現象。山彦(やまびこ)。
1.木の精霊についてはDeep in abyssには該当できないでしょう。
2.のやまびこであれば、「全部失くしてもいい!!」という決意表明が、ときに迷う(もし答えを知ったら何か変わるのかな?)ことがありながらも、アビスで反響してリコに戻り、リコを突き動かし続ける、、、みたいに解釈することができるかもしれません。
ただ、わたしの結論としてはDeep in abyssにおける「木霊」はこの一般的な木霊とは違って「リコの心臓」と解釈しました。
死産であったリコの心臓は、一度止まっています。その心臓はいまどういうわけか動いています。それが呪いなのかなんなのかわかりませんが、鼓動は本物ってわけです。
Deep in abyssの締めは「二度と憧れは止まらない」とあり、リコの一度とまってしまった憧れ(リコの心臓)に焦点があてられているように感じました。
リコの心臓に宿った「霊」を木霊と表現している、、、と考えるとすっごくオシャレな気がしました。
15巻の「こだま」について
考察その1で目次の奈落文字について言及しました。
目次の奈落文字を解読すると
「みていた ふれよ かえて こだまを」と読めます。
おそらく青い石からのメッセージで、そのまま受け取ると、触れて こだまを かえて 欲しいのでしょう。さっぱり意味がわかりませんが。
さて15巻のハローアビス73 ただそれだけ でスラージョがハリヨマリ集を開示してくれましたが、その中には
触れて声を重ねれば こだまはあなたに…
とありました。
ハリヨマリ集の中では、触れて声を重ねることで「こだま」が「あなた」に何かをしてくれるのでしょう。
ハリヨマリ集の中身と青い石からのメッセージは食い違いがあるのかもしれませんが、いずれの「こだま」も山彦という印象は受けません。木の精霊、、、ひいては奈落の化身と訳すことができるのではないでしょうか?
雑談:白笛の呼び声
話はそれますが「白笛の呼び声」という神曲をご存知でしょうか?
リコのキャラソンですが、わたしが推している楽曲です。
前述のDeep in abyssの「その声」とは「リコの決意、憧れ」と解釈していましたが「白笛の呼び声」と解釈するのも面白いのではないでしょうか?
リコという個人の憧れではなく、探窟家たちが脈々と受け継いできた呼び声が奈落の底からこだまし続けている、、、ってね!
ただ極星の民草たちは白笛などの探窟家を認めていないでしょうから、白笛の呼び声を「こだま」とはしないだろうなあ











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