【漫画メイドインアビス】ハローアビス06 予兆を徹底考察

メイドインアビス
この記事は約16分で読めます。

はじめに

WEBコミックガンマにて連載中の漫画「メイドインアビス」を1話ずつ考察する試みです。ネタバレ考察は極力除外しておりますが、気になる方はご注意ください。

前回ハローアビス05 復活祭を考察しました。今回はハローアビス06 予兆を徹底考察していきます。

webコミックガンマの公式サイトにてメイドインアビス第1話、2話および最新話が無料で見れます。ぜひ一緒に考察しましょう!

スポンサーリンク

ハローアビス06 予兆 あらすじ

ライザの封書には、『ヒトガタの影』とされるレグに似たものが書かれていた。

レグは赤笛になりナットと一緒に初めての探窟に出る。レグが「お祈りガイコツ」に驚くのを見て、ナットは「誕生日に原因不明で死ぬ」といううわさ話でさらに怖がらせようとする。レグはそんなことは信じないと言う。しかし信じたいこともあるとナットに伝える。アビスの底に答えがあるということだ。しかしナットは「リコもお前もどうかしている」と憤慨する。

前日の夜にリコはアビスに発つ決意をしていた。ナットが反対するのは理由がある。アビスの底を目指すということは、二度と地上に帰って来れないということだからだ。

ハローアビス06 予兆 を徹底解剖

各ページ毎に考察していきます。

1ページ目:アビスに住む原生生物たち

カッショウガシラ

5層亡骸の海の砂岩地帯で尾が7本あるサソリに出くわす

尾には肉と骨を溶かす毒があり それが7本セットだ

おまけにサイズが2メートルを超える

砂岩の変色した部分は こいつに溶かされた哀れな連中の残りカスだ

こいつの巣の近くは独特の臭いがする

ゲロを干した後 焼いた時にするのと同じやつだ

ここに来るまでにゲロ狼煙をしてない奴らは死ぬだろう

こいつはカッショウガシラと呼ぶことにする

肉は食えたもんじゃない

引用:メイドインアビス1巻6話

カッショウガシラのまとめ記事作成中

・「こいつに溶かされた哀れな連中の残りカス」の「哀れな連中」とは他国の探窟家のことだろうか?それとも犠牲になった生物たちということか?

・なぜライザはゲロ狼煙を経験したことがあった?

・ゲロ狼煙をしてない奴らは死ぬというのはどう意味か?ゲロ狼煙をしていれば臭いで察知できるということか?それともカッショウガシラの巣に紛れ込めるという意味か?

・ライザはカッショウガシラを食べようとしたことがある。いいかえるとアビスの原生生物をものともしていない。

ダイオウカブリ

6層で雨宿り中に出くわしたこいつは卵のまま育つトカゲだ 幼体は獰猛だが大して手間をかけずに食えて味もいい素敵なやつだ

この殻のおかげで鉄の雨もへっちゃららしい

こいつは生きてる限り際限なく育ち続ける しかも寿命は数えるのがバカらしくなる程長い 一番デカいやつで30メートルはあった

しかも30メートルだろうが獰猛さはそのままだ 肉の旨さも同じかは後続に任せよう ダイオウカブリと呼ぶことにする

引用:メイドインアビス1巻6話

ダイオウカブリのまとめ記事作成中

・アビス深部でも雨が降る

・ライザはダイオウカブリを食べたことがある。

・食用に向いている

ヤドネ

様々な『宿』を持つ哺乳類 まじかわいい 6層の都市域でひっそりと息づいていた これらの宿は擬態のつもりなのだろうが しょっちゅうサカワタリに捕食されている

歯牙は鋭く宿づくりに役立てている 人に馴れるが焼いて食おうとするとこの牙で噛まれるから注意すると良い もの凄く血が出る・・・

一匹飼い馴らしてから枕に困らなくなった ヤドネと呼ぼう

引用:メイドインアビス1巻6話

ヤドネのまとめ記事作成中

・6層なのに探窟家のヘルメットをかぶっているヤドネがいる。ライザのものか?

・サカワタリとは?

・味については珍しく記載がない。

・歯牙に抗凝固系の毒でもあるのか?単純に鋭さを言っている?

・飼い慣らすことができる

・枕になる

2ページ目

ヒトガタの影 正体不明

7層を間近にした所で遭遇 先程からじっと私を観察している 馬鹿め お前も私に見られているのだよ・・・ 大きさはヒトの子供くらい ぼろを纏っているように見える 不釣り合いに大きな手足と頭 鎧か何かだろうか 『成れ果て』とは違う空気を感じるが・・・ 試しに声をかけたら逃げられてしまった 驚くべき跳躍力で「上」にだ この深度から苦もなく登るとは・・・ひょっとしてヒトではないのか? そもそも何処から来たのだ? わからん・・・だが答えは近づいている

引用:メイドインアビス1巻6話

・7層を間近にしたところで遭遇。結局7層にはいったのか?

・答えは近づいているとは?ヒトガタが何処から来たかの答えか?それとも7層へ行くことが答え?

・『成れ果て』とは?

・跳躍力で「上」にとは。腕を伸ばしたわけではない?レグの跳躍力は不明。

・ヒトではないのか?という疑問。見た目がヒトだからこその疑問か?ライザ以外に6層にヒトはいたのか?

レグの考え事

ライザの封書の『ヒトガタの影』に思いを馳せるレグ。

リコの私室で目が覚めて以来、レグは「自分が何者なのか」「どこから来たのか」について疑問に思っていた。

リコたちはレグが奈落の底から来たといっていたが、レグは本当にそうかは疑っていた。そんな状況の中、ライザの封書には『ヒトガタの影』という自分に似た特徴をもつものがアビス深界6層にいたという情報を得る。

このままオースの街で過ごす、あるいは海外にでるといった選択肢もあるはずだが、レグはどうするのだろうか?

3ページ目

掘るべき場所(平べったいとこ)がある

引用:メイドインアビス1巻6話

ツルハシを使わず強引にこじ開けてしまうレグ

引用:メイドインアビス1巻6話

レグが見つけた丸っこくてふわふわした『遺物』

引用:メイドインアビス1巻6話

遺物の探窟にはコツがある

遺物は無秩序に埋まっているわけではないようだ。

ナットが言うには草をほじくっても遺物はでない。掘るなら『平べったい』ところ。

通常はツルハシを使って掘り起こすようだがレグは持ち上げた。遺物は箱の中に収まっていて、フタで覆われているのではないだろうか?

ツルハシをつかって掘り起こす

メイドインアビスの世界に『電気』は存在するが『電化製品』の存在は明示されていない。

レグの肌の調査の際の『ドリル』も手動式だった。電動ドリルでもあれば探窟作業の効率が格段にあがりそうだが、かえって遺物の価値が落ちてしまうからだろうか?

レグの探窟能力は高すぎる。

レグが初めてみつけた遺物

ナットもあまり知らない遺物で、『コマ石』という回すと形を変えて浮く遺物とは違うらしい。

ナットが知らないということは実はレアな遺物のかもしれない。

4ページ目

ガラクタなら頂いてしまっても良い?

引用:メイドインアビス1巻6話

最も身近な人物がちょろまかしている

引用:メイドインアビス1巻6話

遺物はガラクタでも外国には高く売れる

引用:メイドインアビス1巻6話

なぜ一層にはガラクタしかない?

発掘した遺物の求心力に目を輝かせるレグと、ガラクタと断じるナット。

ちなみに『ガラクタ』とは、使い道のない、役に立たないもののことである。

今回のようにまだ発掘されていない場所があるにも関わらず、なぜ『ガラクタしかない』と言い切れるのだろうか?いくつか可能性を考えた。

1、ほんとうにガラクタしかない

深界一層ではこれまでの1900年間、ガラクタしかでなかったのかもしれない。

2、ガラクタしかないは間違いで、ガラクタではない遺物もある

深界一層でもガラクタではない遺物もあるが、それを赤笛が見つけたとしてもガラクタとして扱われ、真実は葬られる。

今回レグが掘り起こした遺物についても、ナットは本当のところは『わからない』はずだ。

リコのコレクションとレグの記憶力

リコのパンツを完璧に記憶していたレグが思い起こすはリコがちょろまかした遺物の数々。

太陽玉が2つ

ウロコ傘

星の羅針盤

青い石(なんかきれいな石)

リコは5つの遺物をちょろまかしていたようです。

高く売れるのはなぜ?

高く売れるということは外国では需要があるということです。需要があるということは『ガラクタ』ではないのでしょう。

需要があるということを輸入という観点で考えてみる。海外に頼らざるを得ない、自国では生産できないものと考えたときに、日本においてはエネルギー資源(原油、石炭、LNGなど)はほとんど輸入に頼っている。他にも衣(羊毛・綿花)、食(とうもろこし:飼料)、住(天然ゴム、木材)においうても輸入に頼っている。

もしかすると遺物は、エネルギー資源衣食住の代わりとなり得るのかもしれない。

見習いはつらい

孤児院の子どもたちは鈴つきか赤笛のようで、しかも稼ぐことが大事だと教えられていました。さらにちょろまかすことはご法度です。集めた遺物はすべて孤児院や組合の稼ぎとなるということでしょう。

蒼笛以上になれば自分で集めた遺物によって稼ぎが得られるということでしょうか。

5ページ目

遺物があったところにお祈りガイコツがあった

引用:メイドインアビス1巻6話

お祈りガイコツはみんなこのポーズ

引用:メイドインアビス1巻6話

びびるレグに追い討ちをかけるナット

引用:メイドインアビス1巻6話

お祈りガイコツについて考察

2000年前の遺骨、お祈りガイコツ。しかし、2000年も経過してたら遺骨って溶けてるんじゃないの?遺骨が残っているということは何か理由が必要だと考えたところがスタートです。

考察のポイントは、『墓』『服』『ポーズ』

お祈りガイコツは遺物と一緒に埋葬されている?

レグが持ち上げたところには遺物2つとお祈りガイコツが一緒にありました。レグが掘り起こしたのは『お墓』なのではないでしょうか?

レグがお祈りガイコツをみる前から、ナットは「あ、それは・・・」と言っていました。ガイコツがあることがわかっていたのではないだろうか?

決まった形状のところにガイコツがあるとすれば、それは『墓』と言えると思えます。

ガイコツと一緒に遺物があるのならば、もしかすると生前の宝だとか思い出の品の類ではないだろうか。

わたしが連想したのは、ピラミッドの中にあるミイラです。

お祈りガイコツはミイラなの・・・?

結論からいうと違うのかなと思っています。しかしアビスの土壌について面白いことがわかった気がします。

ここでは遺骨がどのような環境ならば保存されるのか調べたことを記載します。

土葬か火葬か

土葬の場合は、数十年から百年程度で土に還ると言われています。

火葬した場合は、遺骨の表面がセラミック状に変化するため土に還るまで数百年かかると言われています。

土壌の性質

骨の成分はほとんどがリン酸カルシウム(70%)です。次にタンパク質(20%)、残り10%は水だそうです。

土葬の場合、微生物によって有機物は分解され、無機物が残ります。これが遺骨となります。

火葬の場合は、最初からリン酸カルシウムになります。

さて、リン酸カルシウムは酸性の水に少しずつ溶けます。

日本で昔の人や動物の骨が発見されるのはほぼ貝塚で、アルカリ性土壌なんでリン酸カルシウムが溶けないからです。

よってアビスがアルカリ性土壌なのであれば、人為的ではなくても骨は残ってても良さそうかなという結論です。ただし、そもそも『墓』のように保管されているのであれば土壌のpHにもよらずに骨は残るかもとも考えています。

骨以外がのこったケース

現代から約2000年前の遺体が人為的ではなく残ったケースがあったのでご紹介します。骨ではなく皮膚だけが残ったケースですが、とても興味深いです。

<前略>・・・悲劇のベールに包まれているのが2人組の《ウェーリンゲメン》だ。1904年にオランダのウェーリンゲ近郊の泥炭地の湿地で発見された。亡くなったのは紀元前40年頃~後50年頃。骨はほとんどなくなり、皮膚だけの状態になっている。人為的にミイラにされたのではなく、泥炭によって微生物の活動が抑えられ、遺体が自然にミイラ化したと考えられている。酸性の強い泥炭地では骨が溶けて皮膚が残り、アルカリ性が強いと骨が残るそうだ。引用:「ミイラ43体」に隠されたそれぞれの人間ドラマ

即身仏について

他のアビス考察で見かけたのが即身仏説

即身仏とは、人々を苦しみから救うため、僧侶が自ら「仏」となったものです。生きているときに「穀断ち」をして、土中に作られた石室に入り、亡くなるまで瞑想を続ける。3年以上たってから信者が掘り出し、漆を塗るなどして姿を整え、法衣を着せる。

湿度管理、虫よけ対策をきっちりすることで骨以外も保存されるそうだ。

本来の意味での即身仏とは違うと思っていたが、注意してみるとお祈りガイコツは服らしきものを着ていることがわかりました。これは即身仏と一致している特徴です。

ただし衣服が化石として残るケースはほとんどありません。

タルカン・ドレスという古代エジプトの墓地に埋めてあった布切れが世界最古の服(5,100年から5,500年前のもの)だと鑑定されています。

しかし非常に稀であることから、お祈りガイコツのように2000年経過していて服も残っているというのはちょっと違和感があります。

わたしの結論

お祈りガイコツは『墓』遺物と一緒に保管されている。

もともとの遺体は火葬され墓へ入れられていた。しかし比較的近年になってから服を着せ、お祈りポーズをとらされた。

なぜこのようなことをしたかは不明。

お祈りガイコツはみんなこのポーズ

メイドインアビス1巻2話

今回レグがみつけたお祈りガイコツと、2話でリコがみつけたお祈りガイコツは同じポーズをしています。

2話考察時には、リコが合掌して謝っているので仏教の概念があるのかと思っていたのですが、まだよくわかりません。

さらにお祈りガイコツの『お祈りポーズ』が合掌なのか指を組んでいるかもよく見えません。

6ページ目

『誕生日』に死ぬ噂

引用:メイドインアビス1巻6話

レグが信じたいこと

引用:メイドインアビス1巻6話

誕生日に死ぬ噂について

誕生日を楽しみにしてた子どもたちがな その誕生日の日に次々と死んでいくんだ 原因は様々なんだけど みんな決まって『誕生日』に死ぬんだ もう西区だけで8人目だってよ

引用:メイドインアビス1巻6話

「誕生日に死ぬ」「原因は様々」「西区だけで8人目」ここを考察したいと思う。

誕生日に死ぬ

誕生日のような個人的意義のある日死の関連について調査した研究があります。

スイス・チューリヒ大学のVladeta Ajdacic-Gross氏らによる研究で、40年分のスイス国内の死亡統計データを解析した結果、誕生日には他の日に比べ死亡率が約14%上昇していたとの結果が得られたそうです。ただし男女ともに60歳以上でのみだそうです

このような興味深い研究結果はありますが、メイドインアビスで問題視されているのは『子ども』。

誕生日に死ぬということ自体は珍しいことではないようですが、それが子どもに起きているということはなんらかの異常が考えられます。

原因は様々

オカルトっぽく聞こえる要因です。たとえば子どもがかかりやすい流行り病ならば、原因がわからずとも症状はある程度一致しそうです。

死因について語られていないため考察しにくいですが、呼吸不全心疾患などの身体的な死因なのか、事故などの外傷によるものかでも変わりそうです。

西区だけで8人目

『西区だけで』という以上、南区や東区などオース全体の噂なのだろう。

さて8人目とする以上、いつ頃から誕生日に死ぬ子どもがでてきたのだろうか?

推測ではあるが2ヶ月前ではないだろうか?つまりレグがオースにきてからだ。

2ヶ月という短期間ならば『誕生日に子どもが死ぬ』というのは明らかに異常事態である。

誕生日に死ぬ噂についてのわたしの結論。

こんかいのタイトルは『ハローアビス06 予兆』である。そう、これが『予兆』なのだ。

そして何の予兆なのかは明白だ。お祈りガイコツへつながる予兆だ。

考察とは言えないかもしれないが、話の作り・運びから考えるとそうとして考えられない。『お祈りガイコツ』を見せてから、その上で『誕生日に死ぬ噂』を聞かせているからだ。

そうなると『お祈り』している理由についてもわかってくる。

わたしはお祈りガイコツは、ガイコツ自らの意思でお祈りポーズをしているのではなく、生きている人間がお祈りポーズをとらせたと考えている。

誕生日に死ぬ『呪い』を回避するためではないだろうか?呪いに対して無力な場合、残されるは祈ることだけだからだ。

レグが「信じない」こと

噂じゃ誕生日の朝鏡を見ると 首のねじれた自分が映るんだ それを見てしまったら・・・

引用:メイドインアビス1巻6話

ナットの上のセリフの後、レグは「信じない」といった。レグの本心はおいておいて、話の作り方としてこのいかにもオカルトな部分はでまかせであり、それ以前の部分はオースで実際に起きていることだろう。

レグが「信じたい」こと

「奈落の底に答えはある」というやつをレグは信じたいようだ。そして「なんの答え」かというと、

「遺物の正体」「アビスの呪いの原因」「僕が作られた意味」「ここに来た理由」の4つのようだ。

この4つは今後明らかになるのだろう。いまはまだレグ同様わからないことばかりである。

7ページ目

ナットはアビスの底を目指すことに反対している

引用:メイドインアビス1巻6話

ナットが反対する理由

ナットが反対している理由は2つ。

1、赤笛であること

2、まだ12歳

いずれも非常に的を得た理由である。

リコもレグも赤笛であり、アビスでの経験が圧倒的に不足している。さらにレグはともかくリコは身体すら未熟である。

ナットは、いずれリコが白笛を目指すことは理解しているのだろう。ただ、あまりに早すぎると言う点で反対している。

もしかすると感情の面でも反対しているかもしれないが、それは口に出してはいない。

8ページ目

前日のお話

引用:メイドインアビス1巻6話

ちょろまかした『手紙』

引用:メイドインアビス1巻6話

リコの目的地は『お母さんの待つ アビスの底』

引用:メイドインアビス1巻6話

灯り

灯りを毛布(?)で隠しながら会合する5人。秘密の会合であり、本来なら眠っている時間帯なのだろう。

他の部屋には灯りがついているが、電灯なのか石灯なのかは不明。

『奈落の底で待つ』の手紙

監視の人がいたのにちょろまかしてしまっている。まだちょろまかしが発覚してないのだろうか、それとも管理がずさんなのだろうか。いずれにせよ、この会合はリコがライザの封書を見てから日は浅いだろう(おそらく当日では?)

さて、本当にリコに宛てた手紙だろうか?

わたしは違うと考える。

というのも、この封書は『白笛』と一緒にあがってきたものだからだ。つまり飛行船でふわふわと飛ばした無事に着くかどうかわからない大多数の手紙の内の一つでは無い。確実に届く手段を使っている。もちろんレグに運ばせたという結論だ。

ということは、本当にリコへの手紙ならば「リコへ」と宛名を書くだろうし、もっと文章も書くのではないだろうか?

それともレグが記憶をなくしてしまったことが想定外の出来事だったのか?

9ページ目

リコと喧嘩するナット

引用:メイドインアビス1巻6話

ナットの気持ち

引用:メイドインアビス1巻6話

ナットが反対する本当の理由

レグには赤笛、12歳であることを反対する根拠として言っていました。実に理論的です。前日の夜から考え込んでいたのでしょう。

しかし、ナットがリコがアビスの底を目指すのに反対する本当の理由は「もう2度とここのみんなと会えなくなるんだぞ」でしょう。

つまり理論的なところではなく、リコへの想いからアビスの底になんて行って欲しくなかったのだろう。

10ページ目

ふたりとも泣いてしまう

引用:メイドインアビス1巻6話

今夜の会合はどうなるのか?

引用:メイドインアビス1巻6話

リコの気持ち

もちろんリコもオースの街の人々と会えなくなることが寂しいわけではない。

ナットがいう「2度と会えなくなる」もちゃんとわかっている。

しかし「白笛を目指す」「奈落の底にいく」という気持ちのほうが優っているのだろう

月が1話と同じ形

f:id:qtime:20180709053812j:plain引用:メイドインアビス1巻1話

月の満ち欠けの周期は平均約29.5日です。1話から6話までで約2ヶ月ですね。

レグの荷物の大きさがおかしい

近くのナットのリュックより、遠くのレグのリュックの方が大きく見えている。

ナットの背負っているものが小さいわけではないから、ナットがさぼっているわけではなさそうだ。

単純にレグの探窟効率が高く、集めたものを持って帰る力もあるためだろう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました