メイドインアビス考察 ハローアビス65「ただ中にいる」における獣相の成り立ちの可能性についての考察:中編

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お日柄ァ、ニコです

今回は獣相の成り立ちの可能性についての考察の中編になります。

前編はこちら。

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前編のおさらい

前編では、母親/胎児の関係がカートリッジとして機能する場合と機能しない場合、さらに体内バリアによって胎児が上昇負荷から守られる/無防備であるといった場合分けをして考えた。

母親/胎児の関係でカートリッジとして機能する/しないとのいずれにせよ、胎児への上昇負荷への影響が未知数のため産まれてくる子供は獣相となり得ると考えた。

カートリッジとして機能する場合、母親がカートリッジとなれば胎児は祝福を受けるし、胎児がカートリッジとなった場合は母親が祝福を得ることになる。

だがこの時は、母親および胎児がカートリッジとしての機能を100%成功するものとして考えた。

だが実際にはそう都合よく機能しないと考えている。

胎児カートリッジが機能しないと考える理由

理由は3つである。

母親および胎児の「意識」

力場は「意識」を敏感に感じ取っている。カートリッジとして機能するためにもおそらく意識が重要である。

故に、妊娠に気づいていない母親はカートリッジとなり得ず、脳や臓器が作られる前の胎児もカートリッジとなり得ないと考える。

※ほぼすべての器官は受精からおよそ10週間後(妊娠12週に相当)までに完全に形成される。ただし脳と脊髄は例外で、妊娠期間を通して形成、発達を続ける(MSDマニュアル 胎児の発達段階より

胎児→母親への愛情は不足するように感じる

胎児が上昇負荷に耐えられるとは思えない

ボンドルドが祝福を受ける際、レシーマはプルシュカ達よりも先に脱落してしまった。大人よりも子供のほうが上昇負荷に対する耐性はないことは作中で言及されている。

カートリッジとして十分機能するためには、カートリッジとなる側が十分に負荷を受け止める許容量が必要である。

母親(大人)と胎児では体の作りが違いすぎる

いうまでもなく大人の体と胎児の体は大きさ、機能などが全く違う。

ボンドルド1人が祝福をうけるのに消費したカートリッジは5体分(レシーマ、ターキリ、トーレイテア、ノペロ、プルシュカ)である。

母親が6層の上昇負荷から祝福のみを受け取るのに胎児1人に押し付けるのでは釣り合わないように思える。

ナナチはミーティのみによって祝福化することができたが、年齢や体のサイズが近かったことも理由の一つとなるのではないだろうか?

母親と胎児を6層から引き上げてみよう

胎児カートリッジは機能しないと考えると言ったが、思考実験として6層から妊婦を引き上げてみよう

胎児がカートリッジとして機能する場合

1、6層から妊婦が祭壇(昇降機)に乗り込む

2、祭壇が上昇する

3、母親は胎児に呪いを押し付ける/胎児は母親に生きていて欲しい意識

4、母親が祝福化、胎児は2重の呪いを受けはじめる

5、胎児が耐え切るケースと耐えきれなかったケースとに分岐

・胎児が耐え切った場合

母親は人間性を残したまま6層から帰還→探窟史の恥部

・胎児が耐えきれなかった場合

母親、胎児ともに成れ果て(獣相?)→探窟史の恥部???

母親がカートリッジとして機能する場合

1、6層から妊婦が祭壇(昇降機)に乗り込む

2、祭壇が上昇する

3、母親は胎児を守ると意識/胎児は母親に生きていて欲しいと意識

4、胎児に祝福、母親には2重の呪い

5、母親が耐え切るケースと耐えきれなかったケースとに分岐

・母親が耐え切った場合

胎児は祝福化、母親は成れ果て(ミーティのような不死を獲得し得る?)

産まれた子は獣相となる。

その子が成長した場合、6層から人間性を残したまま帰還できる可能性の固まり。

その子供を探窟協会が利用し遺物の探索にあてていた。これが探窟史の恥部?

産まれた子供を人体実験???

探窟家、獣相たちから反発?

・母親が耐えきれなかった場合

母親、胎児ともに成れ果て

母親と胎児を4層から引き上げてみよう

胎児がカートリッジとして機能する場合

1、4層から上昇する

2、母親は胎児に呪いを押し付ける/胎児は母親に生きていて欲しい意

3、母親が祝福化?、胎児は2重の呪いを受ける

4、大したメリットなく母親帰還/死亡、胎児死亡(成れ果て?)

母親がカートリッジとして機能する場合

母親が二重の呪いをうける、胎児は4層の祝福のみをうける

母親は成れ果てる?/帰還、胎児は祝福のみ

結論

胎児カートリッジ説よりも母親カートリッジ説のほうが好き

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