WEBコミックガンマにて連載中の漫画「メイドインアビス」を1話ずつ考察する試みです。ネタバレ考察は極力除外しておりますが、気になる方はご注意ください。
今回はメイドインアビスの考察記事を書き始めた第一歩として以下のことを書いています。
・わたしが考察記事を始めた経緯
・一巻の表紙の凄さを解説
お気づきの点がありましたらコメントしていただけると嬉しいです。
webコミックガンマの公式サイトにてメイドインアビス第1話、2話および最新話が無料で見れます。ぜひ一緒に考察しましょう!
メイドインアビスの考察を始めた経緯
わたしはメイドインアビスのアニメを視聴後に「これは傑作だ!」と確信しました。そこで漫画原作を読み始めたのですが1話に詰まっている情報量の多さに驚かされました。
つくしあきひと先生が描く世界に完全に魅了されたため、その凄さをたくさんの人に知ってもらいたい、かつ自分自身のメイドインアビスに対する理解を深めたいと考え、記事作成の運びとなりました。
アビスに関する多くの考察記事では、たとえば「星の羅針盤」についてとか「2000年問題について」など具体的な謎を取り上げられています。
しかし今回の試みでは、アニメ・映画・原作既刊ですでに明らかにされていることは除外し、1話ずつ明らかになる範囲内で考察していきたいと考えています。先入観をできるだけ持たないように1話ずつ丁寧に読み解いて行くことで、結果としてメイドインアビスを深く理解することができると考えたからです。
メイドインアビス1巻の表紙がスゴい!
1巻の表紙は、この漫画の舞台である「アビス」を背景に、2人の主人公「リコ」と「レグ」を前面に描かれています。一見すると美しくて可愛らしい絵です。
表紙が1巻のストーリーを説明している
一部の人たちは「表紙詐欺」と評価しています。なぜなら可愛らしいキャラクターたちの見た目と裏腹に、ストーリーの進行は鬱な展開が多いからです。
しかしわたしの主張は違います。この表紙はメイドインアビスのストーリーそのものです。詐欺などではありません。なぜなら、表紙の見た目通りにストーリーは展開しています。
表紙の見た目通りとは「少年・少女がパラシュートもなしに空から落っこちている」という状況です。
このままでは2人の死は確定的です。決して美しく可愛いらしい状況などではありません。
更に、そんな状況にも関わらず、少年の方はどちらかというと無表情であり、少女の方はというと目を輝かせながら少年を率いているように見えます。
メイドインアビスは、少女リコが少年レグと一緒に奈落の底を目指すお話です。つまり1巻の表紙は、まさにメイドインアビスのストーリーそのものを表しているのです。
表紙からすでに始まっていたのです!
1巻表紙と背表紙で全体像がわかる
出典:メイドインアビス1巻
表紙絵には続きがあり、星の羅針盤、海、トコシエコウの花びらが描かれています。
太陽の光から方角を描く
空が明るいことから時刻は昼。
島の左上、左、左下は明るく照らされており、島の右側は暗くなっていることから、太陽は島の真上ではなく、右側から照らしていることがわかります。
よって右側が南、左側が北、上側が東、下側(リコとレグがいる方)が西となります。
太陽は真上ではなく右側から照らしているつまり右側に太陽があります。
西側から北側にかけて街は色づいてて華やかですが、光の当たらない南側は暗い雰囲気があります。
星の羅針盤
星の羅針盤の針は島の西側を指している。穴の中央は指していない。
トコシエコウ
表紙の下部に白い花が大きく書いてあります。トコシエコウが咲いているところから絵が描かれているということです。
島のほかの部分にトコシエコウが咲いているかどうかは分かりません。
滝がある
海抜の高さからアビスに向かって水が流れ落ちています。
水が流れているところに、川らしきものは見当たりません。海から直接、島を貫通して水が流れ込んできているのでしょうか?
お気づきがありましたら・・・
わたしはメイドインアビスは傑作だと確信しています。
まだまだ未熟な考察記事ですが、未読の方にも既読の方にも「メイドインアビスがすごすぎる」ことを知っていただきたいと感じております。
なにかお気づきの点がありましたら連絡フォームよりご連絡いただけますと嬉しく思います。
今後ともぜひよろしくお願いします。
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