【ユダヤ人問題特集】ユダヤ人問題について考えるーはじめに

雑記
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こんにちは。ヘブライ語学習者のにこです。

これから「ユダヤ人問題特集」にて「ユダヤ人問題」について考えていきたいと思います。

皆さんは「ユダヤ人問題」という言葉を耳にした時に何をイメージするでしょうか?「アウシュヴィッツ」でしょうか? 「パレスチナ問題」でしょうか?それとも「何も思いつかない」でしょうか?

日本人の多くは、ユダヤ人問題に限らず、他の国で起きている出来事に関して「自分には関係のないこと」と距離をおいているように思います。

「パレスチナ問題」についてはニュースで見かける「よく知らないどこかよその国で起きている紛争」くらいに捉えている方も多いのではないでしょうか?

かくいう私も、2021年にパレスチナがイスラエルに対してミサイルを発射した動画をみるまでは「パレスチナ問題」について真剣に考えたことなどありませんでした。

当時の私は「パレスチナってどこにあるか」、「なにを争っているのか」、「そもそもユダヤ人ってなに?」と全くの無知でした。そこで基本事項から勉強しなおし記事にまとめました⇨パレスチナについて超基本事項を解説:忙しい人のためのイスラエル・パレスチナ問題

ユダヤ人問題、パレスチナ問題、中東問題に限らず、日本で平和に暮らしていると他の国で起きているあらゆる紛争に関して「無関心」になりがちです。「ほかの国は大変なんだな」「戦争なんてしないで平和に暮らせばいいのに」など他人事のように考えてしまいます。

しかし世界史、そしてユダヤ史を勉強してみると、ヨーロッパ社会では古くからユダヤ人迫害事件が頻発しており、ユダヤ人問題の根幹には「ユダヤ教」『旧約聖書』があり、「シオン主義」があり、「歴史的な大誤解」があることを知りました。

私は自分の歴史認識、そして国際情勢の把握の甘さを痛烈に感じることになりました。

ニュースで時折みかける「よく知らないどこかよその国で起きている紛争」ではなく、「パレスチナ問題」「ユダヤ人問題」と具体化して、世界中のひとりひとりが向き合っていかなければ「歴史的な大誤解」はいつまでも解消されません。

いつまでも次の世代へ問題が受け継がれていくだけです。

世界で起きている解消されない問題は「ユダヤ人問題」だけではありません。日本人であれば「韓国」や「ロシア」とのいざこざのほうが実感しやすいかもしれません。私にとって世界情勢に目を向けるきっかけとなった出来事が「パレスチナ問題」だったのです。

歴史は「複雑な因果関係」によって成り立っています。

「歴史的な大誤解」を解消するために、古今東西の「ユダヤ人問題」がもつ「多重構造・多重問題」を丁寧に一つ一つ読み解く必要があります。

考察する側面が多ければ多いほど様々な角度から奥深い歴史認識や教訓が引き出せると思います。

この「ユダヤ人問題特集」がユダヤ人問題の理解に少しでもお役に立てれば幸いです。

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