【漫画メイドインアビス】ハローアビス02 樹住まいの化石群を徹底考察

メイドインアビス
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はじめに

WEBコミックガンマにて連載中の漫画「メイドインアビス」を1話ずつ考察する試みです。ネタバレ考察は極力除外しておりますが、気になる方はご注意ください。

前回はハローアビス01 大穴の街オースを考察しました。今回はハローアビス02樹住まいの化石群を徹底考察していきます。

webコミックガンマの公式サイトにてメイドインアビス第1話、2話および最新話が無料で見れます。ぜひ一緒に考察しましょう!

目次

あらすじ

リコは深界一層の探窟に出る。樹住まいの化石群で遺物をたくさん見つける。

帰り際、同じ院の少年 ナットがアビスの生物 ベニクチナワに襲われているところに遭遇する。リコはナットを助けるために笛をふいてベニクチナワの気を引くが、自らのがピンチに陥ってしまう。リコが食べられてしまう寸前、謎の光がベニクチナワを貫く。

リコはベニクチナワを追い払った「何か」の痕を追う。行き着いた先には一人の少年が倒れていた。しかし、その少年は人間ではなく機械だった。

ハローアビス02 樹住まいの化石群 を徹底解剖

各ページ毎に考察していきます。

1ページ目

深界一層 アビスの淵見取り図

出典:『メイドインアビス』1巻2話

深界一層 アビスの淵

アビスの淵は深度30m〜1000mとなっています。深度は、海抜を基準にしてそうです。

星見の丘 30m

↓ 途中 「標の樹」から大ゴンドラで「湿り岩」への交通がある

樹住まいの化石群 約100m〜220m:リコとナットが割り当てられたところ

風鳴き風車 200m:シギーが割り当てられたところ

埋葬塔 300m

2ページ目

ロープを降りるリコと見守るナット

出典:『メイドインアビス』1巻2話

リコとナットの担当場所は近いところにある

出典:『メイドインアビス』1巻2話

600メートル組の大ゴンドラ

出典:『メイドインアビス』1巻2話

アビスの淵は整備されている

リコが先にロープを降り、ナットが待機しています。

子どもふたりでゼロから通路を確保したとは考えにくいため、元から整備されたものと思われます。

人類がアビス深界1層を攻略しつつあることがわかります。

ナットへの覗きの罰

リコは遺物を運ぶのを手伝ってもらおうと考えています。

自分が最高査定額を出すためかもしれませんが、ナットを許すための罰としてという口実もあったようです。

自分の仕事を楽したいとか、持ち帰る遺物を多くして査定額を高めたいとか、自己中心的な願望だけではなかったのです。

ゴンドラも整備されている

アビスの全行程を徒歩で進む必要はないことがわかりました。

ゴンドラの動力源は不明ですが歯車らしきものが描かれています。石灯のように、ゴンドラも機械式で動いている可能性があります。

それにしてもゴンドラが原生生物から襲われることはないのでしょうか?

ゴンドラの危険性よりも利便性をとっているのでしょうか。

3ページ目

力場は変動している

出典:『メイドインアビス』1巻2話

600メートル組の行き先は?

出典:『メイドインアビス』1巻2話

朝なのにツチバシがいない

出典:『メイドインアビス』1巻2話

力場の濃さは変動する

ゴンドラの移動速度は割と早そうです。

「本日の力場は濃い目」という言葉から、力場には「濃い日」と「弱い日」があるようです。

そして力場が濃いと天地視界が浅くなるようですね。

ゴンドラのいく先に想いを馳せるリコ

ゴンドラのいく先に想いを馳せるリコ。想いを馳せるのを邪魔するナットの言葉に苛立っています。

石の方舟への経路

瀑布式ゴンドラ50-580メートル

湿り岩から徒歩で半周

石の方舟

瀑布式ゴンドラ

瀑布とは、高い所から白い布を垂らしたように、直下する水の流れ。滝。飛泉。とのことです「goo 国語辞書より」

つまり真下に降りるゴンドラのことですね。

徒歩でアビスを半周するためににかかる時間は?

ゴンドラで行ける先に「湿り岩」があるのでしょう。

半周というのは「アビスの半周」と考えて良いでしょう。アビスの直径は1,000メートルだから、単純な半円と考えると

「アビスの半周」=2×π×500×1/2 で約1,570メートル

アビス内を徒歩でどれくらいの速さで進めるかは考察材料が少ないですが、1巻1話にて以下のようなシーンがありました。

出典:『メイドインアビス』1巻2話

赤笛のリコの実力では「400メートルに潜ったところで行って帰ってくるだけで終わる」ようです。

アビス内での活動の開始時刻と終了時刻も不明ですが、1巻1話にて早朝5時15分頃に身支度をしていたことから、出発は6〜7時頃でしょうか。

終了時刻を夕暮れまでと考えると、約12時間の活動時間と仮定します。

そうすると「400メートルの往復に12時間かかる」とジルオは考えているし、リコも反論できずにいました。

リコが子どもであることを踏まえても、それほどアビス内を潜り、そして帰ってくることは困難なことだとわかります。

しかし今回は、潜るのではなく半周するのです。

そこで仮にわれわれの生きる世界における登山中の速度を参考にしてみました。

登山における平均速度は時速1.5km前後が多い(緩やかな場所は時速2km以上。急な場所は時速1km前後で、それより遅いかも)とのこと。

アビスへは探窟に来ているため、単純な登山よりもはるかに荷物は多いですし、帰りは荷物も増えるため平均速度は下がるはず。

石の方舟への往復は3時間はかかるでしょう。作業時間は9時間ほどとれます。

なんとなくリアルな数字に落ち着いた気がします。

アビスの淵の異変

ナットが「何か今日静かじゃね?」と異変に気付いています。

それに対して「ツチバシがいないせいかも」とリコは回答しています。

しかしツチバシがいない理由までは考えが及んでいません。

むしろナットにとっては、ツチバシがいると光ってるのを巣に持って帰っちゃうから、いない方が良いと考えていました。

リコは、おそらくツチバシがいない理由をさらに考えているようでした。しかしナットが先に進んでいたので、考えをやめて目的地へ進みはじめます。

4ページ

リコの探窟の様子

出典:『メイドインアビス』1巻2話

探窟作業の様子

深界1層でもまだ掘られていない場所があるようです。査定最高額を目指してリコさんは次々に遺物を発掘します。

遺物を発掘する時に、虫やうさぎのような生物も一緒に描かれていますが害はなさそうです。

しかし探窟の最中にガイコツを掘り起こしてしまいます。これでは探窟というより墓荒らしのようにも見えます。

5ページ

お祈りポーズのガイコツ

出典:『メイドインアビス』1巻2話

今回は手をつけないリコさん

出典:『メイドインアビス』1巻2話

2000年前の遺骨:アビス発見の前から原住民はいた

約1900年前にアビスは発見されました。

よって2000年前の遺骨ということは、アビスの発見よりも更に100年前にお祈りガイコツがあったことになります。

アビスには原住民がいたのです。

お祈りガイコツは珍しい?

リコは「ひさびさに見た」と言っているので、そんなに多くあるわけではなさそう。

あるいは墓は点在しているのか?

もしかすると墓地が掘り起こされていないだけ?

深界300メートルの埋葬塔は、まさに墓地のような名称。本来、ここにお祈りガイコツがいる??

祈りのポーズの種類:宗教は存在する?

ガイコツのことを「お祈りガイコツ」と呼ぶくらいなので「祈り」という文化があることは確実です。

さて上記の2コマ目で、リコは両手の掌を合わせています。これは合掌です。仏教でみられます。

しかし3コマ目では、指を組んでいます。キリスト教では仏教と異なり、両手の指を交互に握りしめて祈ります。

つまり2コマ目と3コマ目では手を合わせていることの意味合いが変わっていると考えます。

2通り考えました。

可能性その1:2コマ目は謝罪、3コマ目は祈り

2コマ目では、合掌のポーズをとりながら「おさわがせしてごめんね」と言っています。明らかにガイコツに向けた謝罪です。

3コマ目では、指を組んでおりお祈りガイコツと同じポーズです。リコがしばらくの間お祈りしていて、そのあとに発掘を再開するという時間経過を描いているのかもしれません。

可能性その2:2コマ目で祈り、3コマ目はリコの気合い

気合いを入れるときの動作の一つとして、指を鳴らす仕草があります。

北斗の拳 ケンシロウの指を鳴らす動作です。

リコは明らかに次の発掘にたいしてやる気に満ちています。

よってこのときのリコの手の形は、ガイコツに対するものではなく、自分自身に向けたものなのかもしれません。

リコのちょろまかし癖

遺物をたくさん見つけたリコさんは「今回は」手をつけないと言っています。間違いなくこれまでにちょろまかしていたのでしょう。

6ページ目

ベニクチナワとの遭遇

出典:『メイドインアビス』1巻2話

ベニクチナワについて

1話のアビスの本に載っていた原生生物です。

出典:『メイドインアビス』1巻1話

リコは「なんでこんな浅いところに」と疑問に感じており、本来ここでは遭遇しない生物だとわかります。

7ページ目

ベニクチナワが捕食した音

出典:『メイドインアビス』1巻2話

ナットを助けるため笛を吹くリコ

出典:『メイドインアビス』1巻2話

リコが笛を吹いた理由

ナットを救けるためにリコは笛を鳴らします。その音にベニクチナワは反応し、リコの方に体勢を向けます。リコは「あ」と洩らしています。

この一連の流れ、おそらくリコは咄嗟に笛を鳴らしてしまったのでしょう。

笛は周囲に危険を知らせる役割もありますが、周囲に人がいたようには思えませんでした。

自分が囮になることを考えていたならば、「あ」とは言わないはず。

この笛を吹くことでベニクチナワの注意が変わることはリコにとって予想外のことだったのです。

さて、なぜベニクチナワはリコのほうに反応したのでしょうか?

ベニクチナワが標的を変えた理由を考察

アニメネタバレも含んでこちらの記事で紹介しています。メイドインアビスの原生生物:ベニクチナワの情報まとめ

ベニクチナワには標的をナットからリコへと変える理由があったと思われます。なぜならリコなんて無視して弱っている獲物を食べてしまえばよいと思ったためです。しかし実際には、笛を吹いたことでベニクチナワはリコを襲い始めます。4つの可能性を考えました。

1、ベニクチナワは「人」ではなく「遺物」を標的にしていた?

そもそもベニクチナワは「人」はどうでもよかったのかもしれません。実は「遺物」のほうが目的だったと思われる点があります。

そもそもベニクチナワは、ナットを食べる前に別のものを捕食していました。おそらくナットが掘り起こした遺物や荷物です。

おそらくナットはベニクチナワと遭遇して逃げ回った際に、滑落してしまった。だから流血している。しかし捕食はされていない。

ナットが持っていたものを捕食したベニクチナワは、笛の音によってリコに気づく。このとき、リコがもつ荷物にも気づく。よってナットからリコへとターゲットを変更した。

こう考えるとこの場面では納得がいくのですが、次に続く描写では、遺物狙いとも言えないと考えています。

2、ベニクチナワにとってナットは脅威とはならず、リコのほうが危険だった?

ナットはすでに倒れておりベニクチナワにとって脅威ではなくなっています。

しかし、笛の音を鳴らすリコは元気です。そのためベニクチナワ視点では、リコは脅威となりえます。リコをやっつけてから、そのあとにナットを捕食するという選択をしたのかもしれません。

3、「笛」はアビスの原生生物に対して何らかの効果を有している?

出典:『メイドインアビス』1巻1話

ジルオは、滑落時や原生生物と遭遇した「万が一」に備えて笛と煙幕の準備をするように言っていました。

1話考察の際、笛は滑落して身動きが取れなくなった場合に使用するものと考えていましたが、リコは原生生物の注意をひくために(咄嗟に)笛を鳴らしました。そしてベニクチナワは笛の鳴る方向へ活動し出しています。

もしかすると笛の音というのはアビスの原生生物に対して、なんらかの効果を有しているのかもしれません。

4、ベニクチナワが音に敏感だから?ツチバシが鳴いていなかった理由か?

ベニクチナワに目のような器官は見当たりません。

同様に耳のようなものも見当たりません。そもそもヘビという生物は人間と異なり外耳がなく、その代わり体の中に内耳が備わっています。

音を聞き取るというよりは、体全体で”感じている”のがヘビの特性です。この特性から、些細な音や振動を体全体で察知することで獲物の場所を正確に把握します。

ベニクチナワはより大きな音が鳴ったほうに獲物が移動したと考えたのかもしれません。

ここでヘビという生き物が、ピット器官と呼ばれる熱を感知するシステムを持つこともご存知の方もいらっしゃるでしょう。

しかしベニクチナワは、おそらくピット器官はそれほど優れていないと思われます。なぜならピット器官であらかじめリコの接近を感知していたようには見えないからです。

いずれにせよ、ベニクチナワは音を感知することができることは確実である。大きな音というのは、音に対して感覚が鋭い生物にとっては非常に不愉快なものだったのかもしれません。

ツチバシたちがいつもと違って静かだったのは、ベニクチナワがいたからでしょうか。

8ページ目

ベニクチナワの攻撃で吹き飛ばされるリコ

出典:『メイドインアビス』1巻2話

原生生物の危険性

トラックで撥ねられた並みの吹き飛び具合。

リュックの中身が砕けてクッションの役割になっていたのか、落ちた先がよかったのかほとんど無傷で助かっています。

9ページ目

落下先で「ぼんっ」「ばふっ」とクッションになってくれてる

出典:『メイドインアビス』1巻2話

ピンチは続く

出典:『メイドインアビス』1巻2話

リコが骨折していなかった理由

下の植物が『ぼんっ ばふっ』とクッションのようになってくれたおかげで、真っ逆さまで落ちても「腕が折れず」に済んでいます。

一見大怪我を負ってもおかしくないですが、ちゃんと軽傷で済んでいる理由が描かれていますね。

ベニクチナワの標的は完全にリコに切り替わっている

ふっとんだ直後に「! ナット・・・・!」と心配しているリコは本当に仲間思いの子です。ヘビクチナワの標的が自分からナットへ戻ったと考えたのでしょう。

しかしベニクチナワはリコを追ってきていました。

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まさにベニクチナワに捕食される寸前

出典:『メイドインアビス』1巻2話

たすけを祈るリコ

出典:『メイドインアビス』1巻2話

ベニクチナワは毒蛇!歯からわかること

わたしは職業が歯医者なのですが、ヘビの歯については詳しくないので調べてみました。

毒牙

毒蛇は上顎に2本の「毒牙」を持っているそうです。この毒牙は普段は横に倒れているが、口を大きく開けることで立つようになっているそうです。

これまで口を開いていなかったため、この毒牙は見えていませんでした。しかしリコを飲み込もう大きく口を開けたとき、まさにこの2本の毒牙が描かれています。よってベニクチナワは毒蛇だとわかります。

たくさんの入り組んだ歯

蛇の歯は細くて根っこがありません。つまり突き刺すことはできても、食いちぎったりすることはできない構造です。

基本的にヘビは獲物を丸呑みしてますよね。

しかし、口に入れた獲物が外に出られないように喉のほうへ反り返った形状をしています。

リコは声をあげて叫んでいたのか?

リコが「ひ・・・・た たすけてー!!!」と思ったのは確実ですが言葉にでていたのでしょうか?

漫画では、心の中で考えていることと、実際に口に出した言葉は、吹き出しの形を変えて分けて表現されます。

この場面の吹き出しの種類としては、リコの内情を表しているように思います。このコマの前の「きゃあああ!」とは明らかに表現方法が違います。

なぜ声に出していたのか心の声なのかは2話のその後の展開に関わると考えているからです。

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一部丸焦げベニクチナワ

出典:『メイドインアビス』1巻2話

状況にとまどうリコ

捕食される寸前だったリコは恐る恐る目を開けます。するとベニクチナワの右顔面が削ぎ取られて焼けたように煙がたっていました。

リコは状況が飲み込めないまま、ベニクチナワはうめき声をあげながら暴れ出し、アビスの下層に落ちてしまいます。

12ページ目

無事だったナット

出典:『メイドインアビス』1巻2話

ベニクチナワはナットを捕食していなかった

放心するリコの元にナットがきます。ナットはベニクチナワの毒牙にやられていませんでした。おそらく出血は、ベニクチナワから逃げる際に滑落したからでしょう。

ナットは、自分の危機をリコに救われていたことはわかっていませんでした。しかしリコを大蛇という危険から救うために探していたのでしょう。ナットがリコのことを大事に思っていることがわかりますね。

ナットには、リコに危険が及んでいる可能性を無視して自分だけ逃げるという選択肢もあったはずです。

13ページ目

ナットが助かった理由

出典:『メイドインアビス』1巻2話

リコの安全と脅威がさったことを確認した後、みんなへ報告するという順序をとったナイスガイな男ナット。

でも実はこの男、お漏らししていた。それでもかっこいいと思うよ。

ベニクチナワの不可解な行動理由

ベニクチナワがナットを放置してリコに標的を変えた理由を考えた。

ベニクチナワは、もともとナットが狙いではなく遺物が狙いだった。

目的だった遺物をゲットした直後に、何やらでかい音が鳴ってムカついた。

そこで今度は遺物には目をくれず、音の出どころを壊すためにリコを付け狙った。

ナットを付け狙った理由と、リコを付け狙った理由が違うのであれば、ベニクチナワの行動が変わってもおかしくないと考えました。

14ページ目

溶けた化石の樹

出典:『メイドインアビス』1巻2話

道中できれいなものを発見

出典:『メイドインアビス』1巻2話

リコがナットに嘘(おしっこしてからいく)をついた理由

リコは、自分が何に助けられたのかわかっていません。

わざわざナットに嘘をついた理由は、ヘビを追っ払った「なにか」の正体を突き止めるためしかありません。

リコの本質は「未知を探求すること」です。

「なにか」の正体は?

へびを追っ払った「なにか」がリコの「助けて」に応えてくれたように感じています。

つづいて、ひょっとしたら白馬の王子様的な何かが・・・とロマンあふれることまで考え出しています。

しかし、実際にリコは「助けて」とは発声していません。

その直前には「きゃあああ!」と叫んではいます。

「なにか」はリコの叫び声に応えたのか、それともリコの心を察知することができるのか不明です。

リコがメガネをかけている理由ときれいな何か

メガネがないことにようやく気づき、きれいな何かも問題なく発見できています。

メガネを探す理由も「無いと頭痛くなるのよね・・・」と言っています。

つまりメガネをかけているのにリコの視力は問題がないのです。

しかしメガネをかけると頭痛がなくなる。このメガネは何かの遺物なのでしょうか?

きれいな何かを拾ったリコは自分のものにします。

このきれいな何かは遺物なのでしょうか?

15ページ目

『何か』の発生位置は高いところに

出典:『メイドインアビス』1巻2話

痕をたどった先に倒れている少年を発見

出典:『メイドインアビス』1巻2話

痕を追った先には人が

ベニクチナワを追い払った『何か』が残した痕を追うと、そこには人が倒れていました。

16ページ目

息をしていない子ども

出典:『メイドインアビス』1巻2話

感触に違和感をおぼえるリコ

出典:『メイドインアビス』1巻2話

人間じゃない!機械??

出典:『メイドインアビス』1巻2話

人間じゃない!機械??

『何か』の跡をたどった先には見知らぬこどもがいました。

ちょっと前まで「ひょっとしたら白馬の王子様的ななにか・・・」とも考えていたリコです。きっとこの子どもが自分を助けてくれたのかもと考えたでしょう。リコはどきどきし始めます。

しかし、少年が息してないことに気づきます。

人工呼吸をしようとしたところ、触った感触に違和感を覚え、人間ではないことがわかりました。

しかし、なぜリコは「き・・・機械??」と疑問系だったのでしょうか。ここには間違いなく疑問系にしなければならない理由があると思います。

疑問系の理由

この場面は「人間じゃない!機械だ!」と断言しても良い場面です。実際リコはその後は人扱いしていません。

なぜ疑問系となったのでしょうか?

ここまで人間そっくりの精巧な機械を見たことがなかったから断言には至らなかったというのも考えられます。

ロボットという概念がないのでしょうか?

メイドインアビスの世界では、1900年前に飛行船が開発されています。ロボットがいても良さそうですがアビスの探窟は人の手で行われています

わたしはアビスの中では電気が使えないのではないかと考えています。

アビスの「特殊な力場」のせいで電気が使用できない。だからこそアビスの探窟は人の手を頼らざるを得ないのだと考えていました。

石灯やゴンドラのような、電気以外のなんらかの動力源があることはわかっていますがロボットを動かすほどの動力源はないのかもしれません。

だからこそ「き・・・機械??」と疑問系になったと考えます。

17ページ目

えらいこっちゃ!

出典:『メイドインアビス』1巻2話

「燃料ってごはんでいいのかな」は明らかに変

この発想はにおかしいと感じる。もし現代人が、このような明らかに機械と思われるヒトガタのものがあれば動力は「電気」を真っ先に思い浮かべるはずだ。あるいは「石油」とか「ガス」だろう。

それともヒトガタのロボットの動力源は「ごはん」が一般的な世界なのだろうか?

つまり石油やガスといった燃料はすでに枯渇しており、バイオ燃料しかなくなっている世界なのかも。

18ページ目

行き着いた先は、行き止まりだった

出典:『メイドインアビス』1巻2話

どこからきた?

少年の風貌をした機械があったところは行き止まりでした。

そこでリコの疑問は「・・・どこから来たの?」です。

リコは少年の正体がわかっているのです。

1話、2話とでリコはロマンを重んじる考え方をしています。さらに状況証拠から推理して真実(らしきもの)にたどり着きます。

よってリコは少年の正体が機械だとわかったとき以下のように考えたはずです。

ヘビを追っ払った「なにか」の発生位置は高い場所だった。この樹の頂上から煙がたっている。よって樹の上から「なにか」を発生させた。そして「なにか」を発生させたのは少年の風貌をしている機械。この少年のような機械こそが、遠く離れた高い位置から、わたしの助けての想いに応えて、化石樹を焼きベニクチナワを撃退し私を助けてくれたのだ。

リコは少年の正体はわかったけど、どっから来たのかはわからないとなっている。

だからこそセリフは「んん?んでもこの子・・・・どこから来たの・・・?」となるのです。

ハローアビス02の考察まとめと気になったこと

深界一層の構造

・深度30〜1000mが深界一層。

・見取り図から、深度は海抜(近隣の海面を0mとして、そこからの高さ)を採用していそう。

・深度0〜30mはなんと呼ばれているのだろうか?

深界一層の異変

・朝なのに周囲は静かでツチバシがいなかった。

・普段は深界一層で見かけないベニクチナワがいた。

・想像になるが、ベニクチナワが音を頼りに狩りを行っていたとしたらツチバシが鳴いていなかったことに説明がつく。

・ベニクチナワがいたこととツチバシが鳴いていなかったことは無関係で、いずれも力場が濃かったため?

アビスの力場の性質

・力場の濃さは変動している

ツチバシ(槌嘴)の生態

・静かなのは「朝なのにツチバシがいないせいかも」とリコが言っており、ツチバシは朝に活動する

・ツチバシは光るものを集める習性があり、探窟作業には邪魔。

深界一層の整備

・おそらく探窟までの道のりはあらかじめロープなどが設置してある

・深度50mー580mまではゴンドラで直通できるルートが確立されている

・険しい道ばかりではなさそう

探窟

・深度が比較的浅い場所でも、まだ掘られていない場所は残されている。

・深界一層でリコが発掘中に遭遇している生物は、羽虫とうさぎに似た小動物と危険性が低そうなもの。

・遺物は埋まっている。道端に落ちているわけではなく掘り起こさなければ見つからない。

・ときどきお祈りガイコツを発掘してしまう。

お祈りガイコツ

・2000年前の遺骨。アビス発見が約1900年前なので、アビスには原住民がいた

・原住民が絶滅していたかどうかは不明

・原住民たちは全員、祈りながら埋まっていった?それとも墓にはいっていたものだけが残った?

・リコの行動範囲(深度150m前後)ではあまり見かけない

・でてくる遺骨はみんなお祈りポーズ(胸の前で両手を合わせ指を組んでいる)

・合掌とお祈りポーズは別の意味がありそう(合掌は謝罪や挨拶、お祈りは神様にむけて?)

・宗教観が不明。合掌は仏教的。祈りはキリスト教的。リコは遺骨に対して合掌はしているが、お祈りしたかは不明。

・深界一層 深度300mに埋葬塔と呼ばれるところがあるが、埋葬塔とお祈りガイコツの関係は不明

リコとナットの関係

・リコは自分が楽するためにナットに荷物運びを頼んでいたわけではなく、裸吊りを覗いた罰のつもりだった。

・とは言え、発掘を頑張ったために帰りの荷物がちょうおもくなった際には「あ そうだ ナットに手伝ってもらお」と考えていたので、罰ではなくてやっぱり自分が楽したいだけなのかも。

・リコはナットの命を救おうと咄嗟の行動で笛を鳴らした。さらにヘビに吹き飛ばされた直後も、自分の身よりもナットのことを心配していた。

・ナットは意識が回復したあと、ヘビに脅威が残っているかもしれないのにリコへ危険が迫っていないかを心配して探していた

・つまりリコもナットも、お互いが自分の身を危険にさらしながらも相手の命を救おうとしている

ベニクチナワについて

・ナットを襲撃したのではなく、ナットが掘り起こした遺物が狙いだった?ナットを捕食しようとしていたわけではない?少なくともナットの遺物をダメにしている。

・ナットが気を失って倒れていた理由:おもらししていたので、ベニクチナワをみてビビって逃げ出したが、あせって滑落したと思われる。あるいはお漏らし後に、ベニクチナワのしっぽ攻撃で吹き飛んだ。毒牙にやられていた場合はすでに丸飲みされていただろう

・ベニクチナワの攻撃パターンは、尻尾攻撃、毒牙による噛みつき、丸飲みが予想される

・ベニクチナワの知覚感覚は皮膚触覚(内耳による音の知覚)がメインと思われる。

・瀕死のナット、リコが落とした遺物には目もくれずリコを攻撃してきたのは、リコの鳴らした笛の音に怒ったから?笛には原生生物をひきつける作用がある?

リコのメガネ

・リコの視力は正常。メガネを落とした後も視力に問題があるそぶりはなく、落とし物もちゃんと見えていた。

・メガネがないと頭痛がおこる

ヘビを追っ払った『なにか』

・リコは「きゃああああ!」と叫んだものの「たすけてー」とは言っていない。

・ヘビを追っ払った『なにか』はリコの叫びに反応したのか、それともリコの心に反応したのか不明

・リコ視点では「たすけて」に反応したと思っている

・化石の樹に痕跡を残しているものの、化石の樹は燃えてはいない

リコという人物像

・ナットはよくわからないことに対して「ま いいや!」となる性格に対して、リコは原因にたいして理由を探し求めている(ツチバシがいない理由も考えたそうだったし、何に助けられたか解明したがった)

・自分の目的のためには嘘もつく

・きれいな落とし物を当然のように身につけた(わざわざ複数のコマをつかって描かれている)

化石の樹

・第二話のタイトルはハローアビス02樹住まいの化石群である。そもそも化石とは、過去の地質時代における生物の遺骸や遺体と生活の痕跡のこと。よって第二話は、過去に樹に住んでいた生物が埋もれて遺骸となった群をテーマにしている。

・その化石の樹は、燃えていない。可燃性ではない?

きれいな落とし物

・ちぎれた紐が突起に通してあり、突起は菱形の宝石?とつながっている。紐の断面は割と整っている

・紐は、拾い上げた際にちょうど等分するあたりで切れている。よってネックレスのようにつけていたとしたら、ちょうど首の後ろでちぎれた感じになる。偶然千切れたとは考えにくいが、千切れた理由は謎

・ヘビを追っ払った『なにか』が化石の樹につくった痕跡をたどる途中でリコが拾ったきれいなもの。リコは当然のように自分のものにして、ネックレスのようにしまっている。

・だれが落としたものか不明

・直感的にはレグのものだが、なぜこんな中途半端な位置に落ちていたかが上手く説明ができない

『なにか』の発生場所

・絶壁となる行き止まりだった

・樹の頂上から煙があがっており、その高さに『なにか』がつくる化石の樹を溶かした跡がつづく

少年の風貌をした機械

・触るとすぐに人ではないとわかる

・右手は「しゅうううう」と煙(湯気?)が上がっていた

・機械は反応がなかった

人間じゃない!機械?

・リコはすぐに機械であることを見抜き、人間扱いしていない

・にもかかわらず機械?と疑問系を用いている。疑問系には疑わしい、信じられないという意味がある。「ここまで人間そっくりで精巧な機械はみたことがない」という意味か、それとも「アビス内に機械が存在し動作するわけがない」ということなのか不明。

・わたしはアビス内では機械は作動しないと考えていたが、アビス内で採られた材料で機械を組み立てれば作動するのかもしれない。つまりアビス内への持ち込みは不可だが、内部作成は可能かもしれないということ。

この子、どこから来たの?

・リコはなぜ「どうしてこんなところに?」ではなく「どこから来たの?」と疑問に思ったのだろうか?

・確かにたどり着いた先は行き止まりだった。

・オースの街から機械が持ち込めないとすると「どこから来たの?」という疑問の答えは「アビスの中」という答えになる。

・たとえばこの少年の風貌した機械は、化石の樹の中で眠っていたとは考えられないだろうか?

コメントお待ちしています

わたしはメイドインアビスは傑作だと確信しています。

まだまだ未熟な考察記事ですが、未読の方にも既読の方にも「メイドインアビスがすごすぎる」ことを知っていただきたいと感じております。

なにかお気づきの点がありましたら連絡フォームよりご連絡いただけますと嬉しく思います。

今後ともぜひよろしくお願いします。

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