こんにちは、ニコです。
今回は、メイドインアビス ハローアビス64「獣相」をもっと面白く読むための解説をします。
Youtubeに動画投稿してます
小ネタ1 グェイラの屹立
グェイラといえばプルシュカのお世話係のアンブラハンズ
よくよく見てみると確かに屹立しているように見えます
星の羅針盤と比較してみましょう
いかがでしょうか?
あなたにも屹立しているように見えるはずです。どうやら右曲がりですね
小ネタ2 黎明卿の意識共有
ハローアビス64では黎明卿が「!」と何かに気づいた様子でした
黎明卿はどうやって神秘卿の来訪に気づいたのでしょうか?
メイドインアビス5巻のおまけページには黎明卿の装備についての説明があり
「暁に至る天蓋」の説明文によると「ボンドルドの意識共有を助ける仕掛けも施されている」とあります。
「意識共有」がゾアホリックによるものかは不明ですが、ゾアホリックの説明文には「植え付けられた精神はそれ同士で共有することもできる」とあり、
可能性は高いように思えます。
監視役のアンブラハンズが神秘卿を確認し、その意識を共有することによって察知したのではと考えています。
小ネタ3 女性?のアンブラハンズの登場
「リメイヨ」という名前のアンブラハンズが初登場しました。
このリメイヨをよくみると胸に膨らみがあるように見えます。
つくしあきひと先生の過去ツイートにも
「アンブラハンズにも女性は居たし、今も居るかもしれません」との発言がありました。
リメイヨは女性のアンブラハンズかもしれませんね。
小ネタ4 スラージョの脱帽
ハローアビス64獣相の2ページ目にはスラージョが脱帽している様が描かれています
帽子をとった後に「お日柄ァ」と挨拶していますが、
リコちゃんは帽子をとらずに挨拶していますし、
神秘卿以外の隊員は脱帽していません。
「礼儀」のために脱帽したわけではないようにも思います。
なぜ神秘卿だけが脱帽したのか理由は不明ですが、元々公開されていた神秘卿のシルエットはペストマスクを着用していたように見えていました
ペストマスクが戦闘用の遺物であるとすれば「ペストマスクを装着するために探窟帽をとった」と見れるかもしれません。
個人的には、もしペストマスクが戦闘用であれば黎明卿と対峙する時点で装着しておくべきだと思うので、ペストマスクは戦闘用ではなく「貴方の持つ遺物」「成し得た禁忌」に関わりがあると思っています。
小ネタ5 「臆病は下げではない」
黎明卿と対峙した神秘卿は「臆病は下げではないぞ ボンクラ仮面」と言ってのけました
リコちゃんとの初対面時にも「オレは臆病なんでな」と言っておきながら
試しの場においては「何人でかかっても構わない!」という条件でした
「臆病なのに喧嘩を売る」ということは
「勝てる算段がある」ことの裏返しなのでしょう
小ネタ6 「石」
黎明卿のこの場面における「石」はおそらく「命を響く石:ユアワース」のことと思われますが、
メイドインアビスは作中でいくつかの石があるので紹介しておきます。
一つ目は「石灯」 明かりとして利用されています
二つ目は「コマ石」 コミック1巻でナットが言っていました
三つ目は「おっぱい石」 同じ柔らかさだそうです
四つ目は「考える石」 これを加工することでジェントルノックができるようです
最後は「石の方舟」 深界1層のランドマークの1つです
小ネタ7 オオフラゴウの着卵床
「オオフラゴウ」も「着卵床」もメイドインアビスにおける初出の言葉です
オオフラゴウは原生生物のことと思われますが、「着卵床」という言葉は私が調べた限りでは見つけられず、つくしあきひと先生による造語と思われます。
似ている言葉として「着床」と「産卵床」があり、どちらも生命の誕生の場所と言えそうです。
なぜ神秘卿がこのような場所を試しの場として選んだかは不明ですが、
何か神秘的なものを予感させられますね。
小ネタ8 シェルミとメナエの一人称の違い
ハローアビス64におけるシェルミとメナエの一人称は「うちら」でしたが
コミック6巻おまけページでは「私たち」でした
6巻の双子の姉弟と名前が同じという繋がりがありましたが
一人称は一致していませんでした。
小ネタ9 神秘卿の笛の音色
神秘卿の笛の音色は「みぎゅいいいい」と音が重なっているかのような描写でした
ハローアビス63呪詛船団において、ファプタはニシャゴラを「重なっている」と言っていました。
重なっているものがユアワースとなったらこんな風に重なったような音色となるのでしょうか?
小ネタ10 ヘルスジャンキー
千人楔はヘルスジャンキーという名称でもあることがわかりました。
おそらく綴りはHealth Junkie で「健康中毒」の意味
不動卿が「健康の秘訣さぁ」といっていましたが
2巻カバー裏では「見つけるたびに買い取り、自らに打ち込んだ」と書かれており、
「中毒状態」だったのかもしれませんね。
小ネタ11 ニシャゴラの釘パンチ
レグを地面に押しつけた後に
レグの鳩尾あたりを両手で突き刺したところ
レグが跳ね飛んで行きました
ニシャゴラ曰く「てめえじゃなかったら背中から臓腑噴き出て終わりだよ」とのことですが
なぜレグが跳ね飛ぶことになったのでしょうか?
もっとも分かりやすいイメージはトリコの釘パンチでした
釘を打ちつけるように、数回のパンチ(突き)を同時に打ちつけて放つことで、威力が奥まで浸透し内部から標的を破壊するトリコの必殺技。 命中した際は連続で衝撃が炸裂し、相手の体が大きく吹き飛ぶ
ですが、釘パンチで吹き飛ぶためには釘パンチを打たれた相手が非常に頑丈である必要があります。
でなければ背中から臓腑噴き出て終わりだからです。
レグの体があまりに頑丈であるために、ニシャゴラの放った打撃がレグ君の体の中で炸裂し続けた結果、レグくんの体が飛び跳ねると言った現象を引き起こしてしまったのでしょう。
小ネタ12 レグとニシャゴラの視線の時差
テパステの「ねーえ」の問いかけ後、
まずニシャゴラが先に視線をきり、ついでレグが視線を移しています
視線を外す時差から、レグのほうがより相手を警戒しつづけており、逆にニシャゴラには余裕があったことがわかります。
まとめ
以上、ハローアビス64獣相における小ネタ12でした
メイドインアビスは描写が非常に細かく、コマを一つ一つ丁寧に読んでいくと大変味わい深い作品となります。
今回紹介しきれなかったことも沢山描かれていますので、ぜひじっくり読み込んでください。
「わたしはここが気になった」「こんな風にも読める」などありましたらお気軽にコメントお願いします
それでは、ふぁもーす!
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