【2021年 史上最高の電動歯ブラシ】歯医者が実際に使っている1本を紹介【ブラウン オーラルB iO9】

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こんにちは。歯科医師のにこです。

今回は歯科医師のわたしが実際に使っている電動歯ブラシについてご紹介します。

以下のようなことを聞くことがあります。

「電動歯ブラシは歯医者は使っていないって聞いたけど本当?」

「電動歯ブラシって値段高いし色々あってどれを選べばいいかわからない」

「おすすめの電動歯ブラシランキングって実際に使ってるの?」

この記事では、「実際に使っている電動歯ブラシ」に関する以下のポイントを解説しています

  • 歯科医師の私が選んだ電動歯ブラシ
  • 電動歯ブラシのメリット・デメリット
  • 電動歯ブラシの種類・使い方
  • 使う際に意識すること

詳しく解説しますので是非参考にしてください。

歯科医師の私が実際に使っている電動歯ブラシ

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電動歯ブラシを使う理由

アムステルダム大学の論文How effective is a powered toothbrush as compared to a manual toothbrush? A systematic review and meta-analysis of single brushing exercises)

これによると電動歯ブラシは普通の歯ブラシに比べて虫歯や歯周病予防の効果が見込めると言えそうです

さらに電動歯ブラシの中でも、回転振動式と音波式とでどちらが優れた歯垢除去能力があるかを調べた論文(An 8-Week Clinical Comparison of an Oscillating-Rotating Electric Rechargeable Toothbrush and a Sonic Toothbrush in the Reduction of Gingivitis and Plaque)、(Dental plaque score reduction with an oscillating‐rotating power toothbrush and a high‐frequency sonic power toothbrush: a systematic review and meta‐analysis of single‐brushing exercises)

上記によると回転振動式の方が音波式の電動歯ブラシに比べて汚れの除去力が高いことが判っています

よって口の中の清掃においては回転振動式の電動歯ブラシを使うのがベストという結論に至りました

ブラウン オーラルB iO9を選んだ理由

上述のように電動歯ブラシの中でも回転振動式が良いと考え、回転振動式を採用しているブラウン社の電動歯ブラシを購入する必要がありました。

しかし最近まで電動歯ブラシはほぼ完成された感があったため、どの機種にすべきか悩んでいたのですがブラウン オーラルB 電動歯ブラシ iOシリーズ iO9は革新的です。

リニアマグネティックシステム

これまでのブラウンの電動歯ブラシは機械式ギアのためガタガタとうるさく響いていましたが、このリニアマグネティックシステムによって不快な音がなくなりました。

他のブラウンの電動歯ブラシシリーズと圧倒的に技術の発展を感じたためブラウン オーラルB iO9を選びました。

ブラウンオーラルB iOシリーズiO9を使った感想

かなり良いです。

よかった点は主に3つ。

2分でしっかり磨ける
加圧センサーによって適切な圧力を視覚的にわかりやすく把握できる
使用感が合わなくても返品対応を受け付けている

以下にブラウン オーラルB iO9の性能を評価していきます。

最高の歯垢除去力、ホワイトニング効果

ブラウンシリーズは回転式を採用しており汚れを除去する力は他の電動歯ブラシに比べて最も高いです。

汚れを除去する力が高いということはホワイトニング効果も高いと言い換えられます。

すなわちブラウンオーラルBは歯磨きでできるホワイトニングの中で最高の効果をもつと言えるでしょう。

視覚的に分かりやすい最適な力の入れ方

適切な圧力の時には緑色に光って教えてくれます。

弱いと白く、強すぎると赤く光ってます。

歯学部の学生のときに「適切なブラッシング圧は100〜200g」って教わったのですが、歯学部生であってもよくわからんって思ってました。

色で明確にわかることは画期的だと思います。

多彩なモードやアプリとの連携機能

センシティブモード(知覚過敏の方向け)
ガムケアモード(歯周病の方向け)
ホワイトニングモード
舌クリーニングモード

多くのモードが搭載されている他、アプリと連携し磨けていない部位を把握することもできます

ただ私が使う上での大きなメリットにはなりませんでした

正直使っていて大きな違いは実感しにくいためややオーバースペックとも感じました

返品の対応がしっかりしてそう

電動歯ブラシは実際に使ってみないことには使用感がわかりません

高価な電動歯ブラシを一度使ってみて使用感が合わなくて返品したくでもできないといったケースも想定されます

実際、私の妻は以下の点で電動歯ブラシが使えませんでした

電動歯ブラシ特有の振動が気持ち悪い
歯ブラシのヘッドが大きくて使いにくい

このように実際に使った上で、電動歯ブラシは使いにくいと判断して普通の歯ブラシを使っています

ブラウンは公式HPからの購入であれば30日間の返品対応をバッチリして受け付けていますので是非使ってみて判断していただきたいと思います

ブラウン オーラルBに不向きな人

オーラルBには注意すべき点があります。

歯肉を痛めてしまうリスクがあるということ。

オーラルBは海外で圧倒的人気シリーズですが、日本人はエナメル質が薄く、歯肉も弱い傾向にあります。

そこで以下のような方にはおすすめしにくいです。

歯周病が進んでしまっている方
歯と歯肉の間の部分が欠けてしまっている方
知覚過敏がある方

汚れを落とす力が強くホワイトニング効果を得やすいが、その反面として歯茎を傷つけてしまい、知覚過敏や歯茎の退縮に繋がりかねないという問題です。

ブラウンシリーズを検討される方は圧力検知機能が付いているものが絶対におすすめです。

電動歯ブラシと一緒に使っている歯磨き粉

電動歯ブラシを使用する上で使う歯磨き粉は研磨剤が無配合のものが良いと思われます。

私は今のところ(2021年4月)コンクール ジェルコートFを使用しています。

ジェルコートFについてまとめました

電動歯ブラシを使うメリット

・誰でも効率よく歯の汚れを落とせること

これだけです。電動歯ブラシは例え手が不自由な方でも、ブラシを歯に当てさえすればきっちり磨き上げてくれます。

歯ブラシの目的は歯の汚れ(歯垢・プラーク)を落とすことです。電動歯ブラシも手用歯ブラシも目的は同じです。

普通の手用歯ブラシがダメなわけではありません。私はこれまでの30年間は普通に市販されている歯ブラシ(ライオンのシステマハブラシ1本約200円くらい)を使っており、むし歯・歯周病に罹患していません。

 

これまでわたしは夜寝る前は必ず20分間だらだらと歯磨きを続けていましたが、電動歯ブラシに変えることで2〜3分で完了するようになりました。

電動歯ブラシのデメリット(?)

「電動歯ブラシ使ってるんだけど、キレイにできないんだよね」

患者さんから時折こんなことを聞きますが、これは電動歯ブラシが悪いというより

歯ブラシの使い方が悪い(そもそも電動歯ブラシでは磨けない場所がある)
古い機種を使っているかも?
このようなことを理解しておく必要があります。
 

しっかり歯を磨くためには歯や歯茎、そして被せ物の形など個人個人にあった状態を理解することが必要です。

また、歯医者が電動歯ブラシを使わない理由の一つですが、古い機種の電動歯ブラシは普通の歯ブラシよりも汚れ除去効率が悪かったのです。

なので古いタイプの電動歯ブラシを使われている方は、普通の歯ブラシか新しく電動歯ブラシを買い換えた方が良いかもしれません。

いずれにせよかかりつけの歯医者でしっかりカウンセリングをうけ、どこが磨けていないのか、どう使えばいいのかしっかりアドバイスしてもらうことが大切です。

電動歯ブラシのデメリット

電動歯ブラシにはデメリットがあります

値段が高価:初期コストが高く、ヘッドは3ヶ月に1回程度は交換が必要
振動が強い:意識しないとめちゃめちゃ飛沫をまき散らします。独特の振動を不快に思われる方もいます
歯磨き粉を選ぶ必要がある:研磨剤がはいっていると歯茎を傷つけてしまう可能性があります。発泡剤がはいってると泡立ち良すぎて磨きにくいことがあります。そのため、研磨剤・発泡剤がないジェルタイプの歯磨き粉を選ぶと良いでしょう
矯正治療中は使いにくいことがある:ヘッドが大きかったり、強く振動するものは矯正装置と相性が悪いです。小さいヘッドのものや、音波振動で磨けるものを選ぶ必要があります
電動歯ブラシはコストが高いことを逆手に取った「電動歯ブラシのサブスクリプション」もはじまっています

普通の歯ブラシだとダメ?

そんなことはありません。

むしろ知覚過敏の方や矯正治療中の方などには普通の歯ブラシのほうがよい場合があります。

残念なことに電動歯ブラシを使っているからと歯みがき時間を短くした挙句、全く磨けていない方もいます。

それならば普通の歯ブラシで丁寧に磨いて欲しいというのが歯医者の本音です。

他にも電動歯ブラシの性質上どうしても特有の振動が生じるため、それを苦手とする方はたくさんいらっしゃいます。

(ちなみに私の妻も電動歯ブラシの振動感が苦手だったため、普通の歯ブラシを使っています)

その他の電動歯ブラシについて

電動歯ブラシは、歯ブラシの動かし方で大きく2つにわけられます。

1、歯ブラシを超高速振動させるタイプ

2、歯ブラシを回転振動させるタイプ

3、水流で歯の汚れを洗い流すもの

日本では超高速振動させるタイプを勧めているところが多いです。

超高速振動タイプ(音波ブラシ)

  • ソニッケアー(フィリップス)
  • ドルツ (パナソニック)
  • キュアクリーン、メディクリーン(オムロン)

「超音波振動方式」や「音波振動方式」のものがあります

実は初期のソニッケアーは歯の汚れを取る効率が普通の歯ブラシよりも悪かったんです

今ではバッテリーや振動効率などの技術進歩のおかげで改善されていますが、こういう背景もあって歯医者は電動歯ブラシをあまり勧めていませんでした

回転振動タイプ

私が使用しているブラウン社のオーラルBがそうです

歯みがきをする上で理想的な動き最高の汚れ除去効率を誇る一方で、誤った使い方で歯肉を傷めてしまう方もいます

日本人の歯・歯肉には向いていないと日本の歯科医の間では評価がいまいちですが、海外においてはほぼ回転振動タイプが使用されています

水流で汚れをとるタイプ

歯と歯の間の汚れをとると言われていますが現時点では使用価値はないと考えています

歯の汚れ(歯垢・プラーク)をとるためには水圧を高くする必要がありますが、そうすると歯肉や頬を痛めてしまいます

なので弱い水圧のものしか導入できないため汚れの除去能力は低いです

歯と歯の間の汚れをとるためのはフロスが一番効率がよいです

患者さんにおすすめする電動歯ブラシ

患者さんや口の中を見ていない状態で読者の皆さまにおすすめするとしたら「音波系の電動歯ブラシ」を勧めます。

なぜならまちがえた使い方をしても重大なダメージを与えにくいからです。

フィリップスのソニッケアー、パナソニックのドルツ、オムロンのメディクリーンなどが音波系の電動歯ブラシで、正直機能に関してはどれも似たり寄ったりです。

音波系の歯ブラシの欠点は、唾液が細かい霧状になるため口を開けると周辺に飛び散ることくらいです。

ブラウン オーラルBは正しく使用すれば最高のパフォーマンスをします。

正しく使用すれば最高効率で歯を磨くことができる
音波系歯ブラシのように唾液が霧散しない

ですが誤った使い方をすると、歯茎を傷めてしまったりするリスクが他の電動歯ブラシより高いためオススメはしにくい電動歯ブラシとも言えます。

結論

電動歯ブラシはいいよ

正しく使えば普通の歯ブラシよりも短時間で効率よく汚れを除去できます

ただし電動歯ブラシを使っても毛先を当てなければ汚れは落ちません

ヘッドの大きさによっては届かない場所がありますのでフロスなどの補助用具は必要です

ブラウン オーラルB は汚れ除去効率が圧倒的に高く、iO9に関して言えば技術力の進歩がめざましく感じられる商品でした。

歯ブラシは何を使うかというよりはどう使うかが一番大切です。

電動歯ブラシの最上位機種を使えばばっちり大丈夫というわけではありません。

どんな歯ブラシがあっていて、どう使えばいいかは実際に歯医者さんで確認してもらいヘッドの大きさや毛先の硬さ、磨けていないところがどこにあるかなどアドバイスをうけるようにしましょう。

最後に

今回は歯医者である私が実際に使っている電動歯ブラシをご紹介しました。

価格は高めですが

歯みがき時間の圧倒的な短縮

仕上がりのツルツル感

上記をお約束します。

オーラルB iO9は以下の方に最適です。

歯の汚れを徹底的に取り除きたい
家で歯科医院レベルにツルツルに仕上げたい
歯みがきでもホワイトニング効果を感じたい
最先端の技術を体感したい

 

amazonでは価格が抑えられていますが、トラベルケースがないものや返品対応をしていないものがありましたのでご注意ください。

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